おいしいものをつくる土台を支えたい。
ロイヤルは大切な思いを叶えられる場。
入社の決め手は、
ロイヤルで働く自分の姿をイメージできたこと。
おいしいものをつくる土台を支えたいという思いで、ロイヤルに入社しました。中高生の頃から、食への関心が高く、大学は管理栄養士の勉強ができる看護栄養学部に進学しました。食品メーカーなど一般企業を中心に就活をするなかで、ロイヤルの機内食をつくる部門のインターンシップに参加。(※現在機内食事業は持分法適用子会社のため配属予定なし)担当の方がとても優しくて、すごく好印象でしたね。
最終的にロイヤルを選んだ理由は、ロイヤルで働いている自分の姿がイメージできたからです。選考過程で私の適性を踏まえ、やりたいことをロイヤルで実現する方法を一緒に考えてくれました。その結果、当初は機内食が第一志望でしたが、セントラルキッチンに志望を変えました。セントラルキッチンは、ロイヤルのさまざまな店舗のメニューを製造・加工する施設なので、より幅広い方においしいものを提供できると考えたんです。あとは、ロイヤル経営基本理念のひとつである「食品は美味しくなければならない」にとても共感したのも大きいですね。
入社後の研修期間は、現場を知るためにケーキ製造やソース製造など工場の各セクションを回りました。実作業を通してクルーの大変さを学べたのは(※クルーはパート・アルバイトの総称)、すごく良い経験だったと思います。
8月には、ケーキのスポンジなどの仕込み・焼成をする部署に配属され、クルーと一緒に計量や焼成などの作業を担当しました。1日に何万人もの人に届ける食べ物を作ることができるのは、すごいことだと思いました。ケーキ1つとっても、ごほうびに食べる人も入れば、落ち込んで元気になるために食べる人もいる。たくさんの食のシーンに寄り添える素晴らしい仕事です。
入社の決め手は、
ロイヤルで働く自分の姿をイメージできたこと。
万博のレストランの購買担当に。
苦手だった商談が楽しくなってきた。
入社翌年の2021年の1月に異動し、クリームをはじめとするケーキ材料の発注を担当。ケーキの箱なども含めると100社以上のお取引先様を担当しました。製造担当からの発注を受け、在庫をチェック。お取引先様に連絡して足りない材料を注文し、時には納期交渉もします。
イレギュラーが発生した場合、お取引先様に材料の確保をお願いしたり、工場の製造担当に製造量の調整を相談したりといった交渉が多く発生します。外部の方とのやりとりに苦手意識があり、最初はかなりのプレッシャーでした。ですが、約1年経つ頃には自分なりのやり方が見えてくるように。製造現場からのオーダーをスプレッドシートに入力してもらうなど、業務フローを改善しました。
2022年の1月に開発課の購買担当に異動しました。工場の購買の主な仕事は、材料の採用から運用に載せるまでとトラブル対応です。採用から運用の部分は、工場の料理長から今まで使用していない材料や、よりこだわりたい材料の依頼を受け、材料を探して詳細情報とともにお渡し。その後、量産体制に落とし込むために現場での使いやすさなどを考えて調整するという流れです。価格などの交渉も行います。商談に同席するなど発注担当の頃よりも対外的な仕事が多く「上司のように上手く交渉できない」と葛藤もありました。
ですが場数を踏むことで、交渉にも慣れてきました。さらに他の方の商談を見る機会もたくさんいただき、話すことを楽しめるようになってきました。苦手なこともやり続ければできるようになることがわかり、ビジネスパーソンとしてすごく成長できたと思います。
2024年の10月からは、ロイヤルホストや店舗で使う加工した調味料や冷凍食品などの購買を担当しています。全国の店舗で材料を使用するため、1品あたりのコストアップが会社全体の収益に大きく影響します。質を落とさずにコストを抑えるのはすごく難しく、今後の課題でもあります。異動からまだ3カ月ですが、貴重な経験がたくさんできています。特に印象に残っているのが、ロイヤルホストのパスタの切り替えに伴うイタリア出張です。工場に行き、全ての工程を見学。間近でこだわりを見たり、話を聞いたりしたことで、思い入れがとても強まりました。
現在、特に注力しているのが、大阪・関西万博のレストラン出店に向けた食材の導入です。全体で数百に及ぶ既存・新規の食材を導入し、さらにルールが厳密なので、業務量が非常に多いですね。大変な反面、新しい食材との出会いがたくさんあります。無事に成功するのがすごく楽しみです。
万博のレストランの購買担当に。
苦手だった商談が楽しくなってきた。
社員寮や評価制度など
安心してキャリアを築ける環境が整っている。
今後の目標は、新業態の担当カテゴリー材料の調達を1人でできるようになることです。欠品を出さないよう、工夫して取り組み会社に貢献できたらと考えています。
会社が推進しているサステナビリティの取り組みにも携わりたいです。サステナビリティを実現するには、材料の入口である購買担当の取り組みが不可欠だと考えています。出張などで現地を見て、社会的な価値を生み出せる材料を導入するなど、自発的にアクションをしていきたいですね。
入社からこれまでを振り返って、ロイヤルは夢や目標を叶える環境が整っている会社だと感じています。例えば評価システムのなかに、キャリアについての希望を書ける欄があります。直属の上司に「あと数年で異動して他の業務に挑戦したい」と伝えるのは少しためらわれる場合もあるので、すごく助かる制度だという印象です。自分の目標を会社が知ってくれているという安心感もありますね。
福利厚生も充実していて、30歳以下の社員向けの独身寮があり、約1万円の自己負担額で入居できます。私は奄美大島出身で東京で働きたいと思っていたものの、経済的な面で不安がありました。寮に入ることで金銭的にゆとりが生まれ、運転免許証の取得などいろいろなことにチャレンジできています。休みも取りやすく、毎年長期休暇をいただき、帰省してのんびり過ごしていますね。こうした働きやすい環境だからこそ、仕事に集中でき、着実にステップアップできています。
社員寮や評価制度など
安心してキャリアを築ける環境が整っている。
学生の皆さんへの
メッセージ
就職先を選ぶポイントは、自分にとって大切なものが何かを見極めることです。私自身、看護栄養学部で学んだことを活かしやすい病院に就職するべきか悩んだことがあります。ですがアルバイト先の店長から「池見さん自身は何がしたいの?」と聞かれ、人生をかけてやりたいことは、おいしいものをつくる土台を支えることだと気がついたんです。もし皆さんにとって本当に大切なものが、ロイヤルで実現できるのであれば、ぜひ一緒に頑張りましょう。
入社からのキャリア
2020年入社
- 1年目
- 食品事業 東京工場(ミルヒホフ)製造部門 オーブンライン担当
- 翌年1月
- 同部門 発注業務担当
- 3年目
- 東京工場(セントラルキッチン)購買担当
- 2024年10月
- SCM(購買物流)加工品の購買担当に配属