CAREER 仕事とキャリアを知る

ロイヤルホールディングス
海外事業開発部
古賀 瑞希 MIZUKI KOGA
2020年入社

世界とロイヤルの架け橋として、
自分の可能性を拡げ続ける。

国際舞台への扉を開くために、成長の場を求めてロイヤルへ。

学生時代から海外への関心が強く、高校は国際科を卒業し、その後韓国・ソウルの大学にて国際通商や国際経営について学びました。韓国の学生は勉強や遊びへの熱量が高く、私もその影響を受け、学業とサークル活動に没頭する毎日でした。就職活動では、大学で身につけた知識やスキルを発揮できる場を求めて、国際的にビジネスを展開する企業を重点的にチェック。その中で、ロイヤルホールディングスへの入社を決めたのは、外食事業をはじめホテルや食品製造、コントラクトといった多角的な事業ポートフォリオに魅力を感じたからです。幅広い業態の中で、自らのスキルや経験を広げていけるのではという期待がありました。当時は、入社前に配属先が確定する方針だったため、入社と同時に海外事業開発部での勤務を開始しました。

海外事業開発部での自身の役割としては、新規開拓の推進と既存店舗の管理の大きく2つに分けられます。1つ目は、海外の地域や市場における店舗の新規展開を推進するという任務です。ロイヤルブランドの飲食店を海外の新たな国へ進出させるために、事業計画の立案や現地の会社との交渉、契約を進めます。2つ目の役割は、既存の海外店舗の運営状況やフランチャイズ契約の管理です。海外の各フランチャイジーが、ブランドの基準に従って運営されているか、売上や利益はどの程度達成しているかといった確認をフランチャイザーであるロイヤルフードサービス株式会社と行います。入社初年度は、管理業務を中心に担当。会社の利益や損失を示すPLの数字を集計したり、海外事業開発部の予算の策定を一から担当したりと、ビジネスにおける数字の扱い方を学ぶ重要な期間でもありました。

国際舞台への扉を開くために、成長の場を求めてロイヤルへ。

異国をつなぐ架け橋として、第一線を奔走する日々。

入社2年目以降は、タイやフィリピン、ベトナムといった担当地域が割り当てられ、業務の幅が広がっていきました。既存店舗の管理にあたっては、現地企業とのフランチャイズ契約関連の交渉を担うように。交渉自体は上長が務めるものの、その話しあいに至るまでの社内の準備や調整は私の職務になります。海外事業開発部の立場としては、フランチャイザーであるロイヤルフードサービス株式会社と、現地のフランチャイジー企業との橋渡しをするポジションです。特に新規案件が成約に至った際には、双方から「古賀さんがいてくれて助かった」と名指しで感謝を告げられることも多く、その度に大きなやりがいと喜びを感じています。

世界的な感染症の影響で、入社2年目まではオンラインでの交渉が中心でしたが、3年目からは現地への出張が再開。現在では、月に平均1回のペースで海外出張に出かけています。契約交渉の合間には、市場調査のために現地のショッピングモールを訪れたり、その国独自の嗜好を探るために人気店の料理を試食することも。異国のさまざまな環境や食文化に触れられるのは、非常に楽しい体験でもあります。

また新規開拓の推進業務において印象に残っているのが、総合商社の双日社と資本業務提携を結び、シンガポールに現地法人を設立したプロジェクトです。シンガポールは、東南アジアはもちろん世界的にも重要なハブ国家であり、その地における法人設立は非常に意義深い経験でした。上司と協力して、会社設立に必要な手続きを調査し、初年度の財務管理や運営までの一連のプレセスに携わりました。現在はさらにその法人の子会社を設立し、シンガポール初となるロイヤルホストの出店を進めているところです。

異国をつなぐ架け橋として、第一線を奔走する日々。

温かくも先進的な環境で、さらに自分を高めていきたい。

若手社員ながら多岐にわたる経験を積むことができるのが、ロイヤルホールディングスで働く大きな魅力です。入社4年目の現在は、自らが主導でプロジェクトを担当する機会も増えてきました。これまでは、既存のブランドの展開が中心だったのですが、現地のパートナー企業とともにその地域特有のブランドや業態を開発するという案件にも取り組んでおり、新しい挑戦に満ちた毎日です。こういった企画開発においては、事業に関するさらに深い知識や経験が求められるので、実務と並行して勉強を進めています。交渉を効果的に進めるためのネゴシエーションのスキルについても、ビジネススクールの受講を通じて習得中です。会社からの支援のもと学ばせてもらっているので、本当にありがたい限りです。

働く環境としては、ホスピタリティが溢れるアットホームな雰囲気があります。また私が就職活動をしていた頃から、ほかの外食企業と比べて女性社員の活躍が際立っていたのも印象的でした。最終面接で、社長自身が私の経歴を詳細に把握していたことも、企業としての親身な社風を象徴していたように思います。

そんな居心地のよさがある一方で、海外市場への進出においてより前衛的な動きを見せている昨今の当社。海外展開のプロジェクトは、これまで海外事業開発部が主導していましたが、シンガポールでのロイヤルホスト出店にあたり、ロイヤルフードサービスをはじめ全社的に海外への意識を強めている傾向にあります。最近では、事業会社の枠組みを超えて「海外でこんなプロジェクトを実現できたら」といった意見交換が生まれることも。この環境に私も大いに刺激を受けており、さらに多くのチャレンジを重ねていきたいという意欲を強めています。

温かくも先進的な環境で、さらに自分を高めていきたい。

学生の皆さんへの
メッセージ

就職活動を進めるうえでは、業界や職種といった区分だけでなく、自分の強みややりたいことを活かすという俯瞰的な視点を持つことで、見える景色が変わってくると思います。学生時代にしかできない経験を、ぜひ楽しんでくださいね。

入社からのキャリア

2020年入社
1年目4月
海外事業開発部でのオンライン研修。海外パートナーとのミーティングの議事録の作成。OJT
1年目9月
本配属。海外事業における事業の数値分析や管理、会議の調整などの社内業務、部門の予算策定を担当
2年目1月
タイ、フィリピンにおける、フランチャイズ契約関連のオンライン交渉の準備と調整を担当
2年目6月
シンガポールでの現地法人設立を担当
3年目
現地交渉が解禁、平均月に1回のペースで海外出張へ。ビジネススクールの受講を開始。
4年目
シンガポールにおける2社目(1社目の子会社)の設立を担当
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