仕事の幅が広いロイヤルだからこそ
見つかったやりがい。
ロイヤルならいろんなことに挑戦できる。インターンシップの経験からの選択。
実は学生時代は真面目ではなかったかもしれません。3年で単位を取得して、後は思いっきり遊ぼうと思っていたら、コロナの緊急事態宣言です。家で朝から晩までゲームばかりしても、「暇なのはいいけど、すぐに飽きる」と実感しましたね。1業態に1社と決めて、名の知れた会社は手当たり次第にエントリーしました。
ロイヤルと言えばロイヤルホストのイメージが強かったですね。就職活動を通じて、ロイヤルグループがホテルや外販など、様々な事業を手がけていることを初めて知りました。3年生の夏の短期のインターンシップで、いろんな店舗を回りました。そこで、社員の人柄の良さ、仕事の幅広さを感じてロイヤルに決めました。最初に抱いた印象は今でも変わっていません。
2021年にロイヤルホールディングスの総合職として入社しました。ロイヤルグループの根幹であるホスピタリティを学ぶために、約3ヵ月ロイヤルホスト駒沢店で研修しました。駒沢はロイヤルホストで唯一”パンのお替り自由“があるいいお店。飲食業のアルバイトは未経験でした。お客様と触れあって美味しい食事と空間を届けるいい経験だったと思います。
その後、ロイヤルグループの食品事業を担うロイヤル株式会社に配属されました。インターンシップで経験したワクワクする気持ちを実現出来るフィールドだと感じて志望したのです。まず現場を知るために、7月から12月までセントラルキッチンのラインで食品の充填に携わります。製造の現場を体験したことで、自分が担当した製品が売上になる重みを噛みしめました。製品の出来不出来が売上に関わってきますから。「自分自身が会社に貢献できている」ことが実感できました。学ぶことも多かったのですが、慣れてくると単調なルーティンになり、「どうやって楽しく仕事ができるか」を見つけるまで辛かったです。自分の中で目標を立てて、少しでも成果が上がるように工夫しました。
ロイヤルならいろんなことに挑戦できる。インターンシップの経験からの選択。
持ち前のコミュニケーション力とまわりの協力を得て、新規顧客を獲得し、新商品を提案。
明けて2022年からは、外販部の営業担当に配属されました。
セントラルキッチンは、ロイヤルグループの飲食店やホテルに供給する食材を製造しているだけではありません。外部の飲食店やホテル、スーパー、コンビニに供給する食材も製造しています。ロイヤルの名前は一切出ませんが、実はセントラルキッチンの大きな役割の1つなのです。そこを担当するのが外販部。外販にはOEMで取引会社からのレシピに従って製造する場合とロイヤルがレシピまで作ってメニューを提案する場合があります。メニューを開発する場合は、お客様の要望とロイヤルのセントラルキッチンでできることを照らし合わせて、「こういうメニューが合うのでは」と企画もします。配属されていきなり新規案件を担当するのは大変でした。でも、営業部の先輩方、工場でお世話になった開発チーフやパティシエ、工場の製造・設備担当、いろんな方から情報をいただいて、お客様に何が提案できるか考えました。先輩方のアドバイスと、コミュニケーション能力には自信があったので、なんとかそれで乗り切れました。最初は新規営業ばかりだったのですが、現在は、別の担当者からの引き継ぎ案件と半々になっています。新規営業をするにしても、お客様もやはりロイヤルというとロイヤルホストのイメージで外販部があることをご存じない方がほとんどです。まずそこから説明して、「当社のセントラルキッチンを使えばこういうことができるのではないですか?」とお客様と対話しながら進めていきます。
はじめて新規営業で成約したのは、スタートから3ヵ月後。スーパーマーケットで取り扱うケーキを販売しました。広く小売業を展開される大手企業のお客様で、今後の可能性を踏まえても絶対に成約したいと思いました。ロイヤルは、価格を落とすことで品質担保出来ない商品は決して提供出来ません。そこは私たちが譲れない部分です。原料へのこだわりや商品の特徴など、できるだけ情報を集めて資料作成し、商品の価値をお伝えしました。最終的には「安い商品だけでなく、付加価値のある高品質な商品を提供したい」という先方のニーズと私たちのこだわりが合致し、ご発注いただくことが出来ました。
2023年の4月から食品通販会社様の冷凍食品のメニューの開発に取り組んでいます。こちらは最初からニーズがあった訳ではなくて、ゼロからの提案でした。通販会社様の現在のメニューをリスト化して、価格帯やロットなどの情報をかき集めて、開発を進めました。開発チーフと相談しながら一緒に商品の企画を考えて、提案した5商品全てが販売決定し、12月から1商品ずつ進めていく予定です。
規模の大きい会社様との取引は、企画から契約まで幅広い業務を担うため大変なこともありますが、大きな仕事を任せてもらえる喜びは大きいです。外販の仕事で一番重要なのは、お客様と社内の調整です。お客様にも社内の人にも気持ちよく仕事をしてもらいたいですから。納得していただけるように、「どのタイミングでどう伝えるか」を学びました。既存の仕組みを当たり前に思わず、より良い方法を追求する習慣が養われたと思います。
持ち前のコミュニケーション力とまわりの協力を得て、新規顧客を獲得し、新商品を提案。
ロイヤルの美味しさを世界に伝える。
現在外販をしながら、内部にもロイヤルの工場製品を紹介する仕事も少しずつ行っています。実はグループ内でも、外販の商品についてはあまり知られてないのです。ロイヤルグループの飲食店やホテルにプレゼンして、工場製品の美味しさを伝えるエリアを広げていきたいです。
最終的にはロイヤルの商品全体の美味しさを、日本や世界のお客様にお伝えする仕事ができたらいいなと思っています。
ロイヤルの美味しさを世界に伝える。
学生の皆さんへの
メッセージ
やりたいことがあるのはとても良いことですが、やりたいことがなかったとしてもロイヤルホールディングスには、私が決めたようにいろんなポートフォリオがあります。そこからやりたいことが見つかると思います。ちょっとでも興味を持っていただけたら、気軽に当社に応募していただきたいと思っています。
入社からのキャリア
2021年入社
- 1年目4月
- ロイヤルホスト駒沢店での研修
- 1年目7月
- ロイヤル株式会社東京工場(セントラルキッチン)製造部門に配属。ラインの食品充填を担当
- 2年目1月
- 同会社、営業部外販担当に異動