ロイヤルグループでの
働き方とは
ロイヤルガーデンカフェ事業部
マネージャー
遠藤 洋亮
2008年入社
- 東京都内に数店舗を展開するロイヤルガーデンカフェのマネージャーとして、ブランドの成長を全般的に担う。
Q CAFE by Royal Garden Cafe
店長
角道 未来
2013年入社
- 入社以来長きにわたり、ロイヤルガーデンカフェ事業部に所属。現在はQ CAFE by Royal Garden Cafeの店長として、店舗運営を担当している。
シズラー桜新町店
店長
大島 春菜
2018年入社
- 入社から6年間ロイヤルガーデンカフェに勤務。現在はシズラー桜新町の店長として、店舗運営を担当している。
入社のきっかけ
入社を決めたきっかけは?
角道
食べることが好きでアルバイトもずっと飲食店だったので、外食サービス・小売り・メーカー関係なく、食べ物に関係する会社ということだけ決めて就職活動をしていました。仕事にするならやっぱり、自分にとって身近で好きなものがいいと思ったんです。
入社の決めては、事業の幅広さです。ロイヤルグループは外食事業のイメージだったのですが調べてみると、ホテルや食品製造などもしていて、外食事業以外にもいろいろ経験できると知りました。幅広い仕事にチャレンジできる点がすごく魅力的でしたね。
大島
私は、複数の業種で迷いました。おじいさん、おばあさんと接するのが好きなので、「喜んでもらいたい」という思いから介護職に憧れていたのですが、実際に働いている人たちの話を聞いて、好きなだけでは難しいと感じました。その他にも、旅行プランを提供してお客様に喜んでもらいたいと思い、旅行会社を検討したこともあります。
いろいろ迷ったのですが、ロイヤルグループの店舗のアルバイトに応募するときに、どんな会社なのか調べてみたところ、ロイヤルホストをはじめ私が好きなお店をたくさん展開していると気がつきました。「人に喜んでもらえる仕事をしたい」という目標を実現できると思い、入社を決めました。
ロイヤル
ガーデンカフェは
どんなブランド?
ロイヤルガーデンカフェの特徴について教えてください。
遠藤
ロイヤルガーデンカフェは、ブランドとしての土台がありつつ、店舗ごとにカラーが違う点が特徴です。ブランドを傷つけない・社会的なルールに違反しないというのを前提に、店長に裁量権をほぼ100%渡しており、筋が通った提案であれば極力承認しています。大島が店長をしていた渋谷店(2023年12月25日閉店)、角道が店長をしている日比谷店も、それぞれ違った方針で運営していますね。
大島
私が店長をしていた渋谷店の特徴として、近くで開催されているイベントなどによってお客様のカラーがガラッと変わる点があげられます。そのため、全ての方にとって居心地のいい空間をつくることを重視していました。さまざまなシーンでお客様にご利用いただき、お年寄りから働き盛りの人、若者、子ども、赤ちゃんとみんながくつろげる場所であることを常に心掛けていました。
角道
ロイヤルホストはロイヤルの原点といった位置づけで、ずっと大切に育ててきたブランドで、メニューも広く愛される洋食がメインです。それに対し、ロイヤルガーデンカフェは、東洋と西洋の融合によって生まれる料理やスタイルをコンセプトに入れているため、カフェの要素を店舗づくりに取り入れつつ、洋食だけでなく和食のテイストを取り入れるなど、面白い試みもしています。
日比谷店は、商業施設に訪れた方がメインの客層なので、サービスや雰囲気にこだわっています。ビジネスパーソンも多いため、会社のイベント時には貸し切り利用もできるようになっています。
日比谷店と渋谷店の
変化について
店長に就任後、店舗はどのように変わりましたか?
角道
日比谷店は、1つのお店のなかに、カフェとワークスペースが同居しているので、それぞれに対し施策が必要だと感じました。
カフェの方は、スタッフとのコミュニケーションを強化することで、接客の質を上げ、リピートにつなげるという取り組みを地道にしていました。その結果、スタッフが接客する楽しさを感じ、よりよい接客を実現できました。
ワークスペースについては、認知度をあげる必要があったので、店舗が入っている建物内の人に宣伝できるツールを積極的に活用しました。あとは、カフェ部分では受入れが難しい人数・時間で利用を希望するお客様に対し、ワークスペースをおすすめする取り組みなどもしています。最初はなかなか結果に結びつきませんでしたが、地道な努力を続けることで、徐々に売上が伸びていきました。
遠藤
角道に日比谷店を任せると決めた時は、実は売上に非常に危機感を持っていました。私は着任して2ヶ月だったのですが、なんとかしないとブランドの存続に関わると思い、角道に立て直しを託しました。面談で話して「適任だ」と確信したのです。年商も大きく伸長し、角道に任せて正解でした。
実は同じ店舗でも、店長によって売上が大きく左右されるんです。渋谷店も、センター街の奥の方という立地もあり苦戦していましたが、大島が店長になってから大きく変わりました。
大島
渋谷店に配属になった時は、前の店舗とは売り上げ規模もお客様のニーズも違うので、絶対に自分の成長につながると確信したのを覚えています。
実際に現場に入ると、アルバイトスタッフたちは、本当はお客様に喜んでもらいたいという気持ちを持っているはずなのに、そこを引き出せていないと感じました。
まずは私が目指すお店にとって、そのスタッフがどういった役割を持っているのかを考えるようにしました。それまでは、相性がよくないスタッフとは距離を取りがちでしたが、目線を変えることでコミュニケーションの仕方が変化し、店舗全体によい影響が出ました。
遠藤の「相性のよしあしに気を取られると、自分にとって都合のいい人材だけが集まって、お店が進化しない」という言葉が、すごくよい気づきになりましたね。
仕事の
やりがいと大変さ
仕事をしていて、やりがいを感じる点と大変な点はなんですか?
大島
一番のやりがいは、お客様が食事を楽しんでくれるのを見ることです。「ごちそうさま、ありがとう」といった声をかけていただけるのもありがたいのですが、お客様同士でわいわい会話しながら盛り上がっている姿が一番嬉しいですね。喜んでもらえる場を私たちが提供できているんだと実感できます。
大変な点は、一緒に働いている部下の育成です。成功体験をたくさん積んでもらって、今の仕事の楽しさを知ってもらったり、会社を離れても役立つような力を身につけたりしてもらいたいと思っています。
角道
私もお店がにぎわっていて、お客様が食事を楽しんでいる姿を見るのは嬉しいです。あとは、スタッフが成長して自分で考えて動いているのを見ると達成感がありますね。
ただ、1日あたり200~300人くらいお客様が来店するので、1人ひとりに100%満足いただくのは難しいと感じています。
遠藤
「店長がつくりたいお店をつくれている」と感じた時が一番嬉しいです。店長をしていても、いいお店は1つしかつくれません。しかしマネージャーですと、10店舗のマネジメントを担当すれば、10店舗もいいお店をつくれる可能性がある。マネージャーならではの醍醐味ですね。
ただ、店長がよいお店をつくるには、本人が何をしたいかをわかっていなければいけません。私に言われて頑張るのではなく、自分のために頑張ることが大切です。自走できる人材になるようマネジメントするのは、非常に難易度が高いと感じています。
今後の目標
今後の仕事の目標やライフプランを教えてください。。
角道
日比谷店の店長になって来年で3年目を迎えるため、これまでよりレベルアップしなければならず厳しい戦いが待っています。自分なりに目標を立て、日比谷店を成長させ続けたいです。
今後、出産などで生活が変わることもあると思うのですが、ライフプランをしっかり実現しつつ、仕事はずっと続けたいと考えています。会社の方針として、女性が出産や子育てをしながら現場で活躍できる環境を目指しているので、流れを活かしたいですね。大変なことがあっても日々の努力が未来につながるので、頑張って実現したいです。
大島
次のステップとして、お客様を増やすためにもっと戦略を立てられるようになりたいと考えています。角道の日比谷店の話を聞き、お客様のニーズや思いをもっと想像できるようになれば、より魅力的なお店づくりができ、集客にもつながると感じました。
ゆくゆくは子どもが欲しいと考えていて、子どもをおんぶしながら店長として働きたいと思っています。お客様と子どもについてお話したり、休憩時間はスタッフがちょっと抱っこしてくれたりといったイメージです。人に話すと「それは難しいよ」と言われてしまうのですが、前例がなくても自分でやってみたいですね。
遠藤
まだまだロイヤルグループでは、出産・子育てをしつつ店長など現場で活躍する女性が少ないのが現状です。ですが、これから会社がより成長するためには、女性の活躍が不可欠です。角道と大島の前例のないところに道をつくっていこうとする姿勢は、本当に力強いと感じています。モデルケースとなるような働き方ができるよう、しっかりサポートしていきたいですね。
マネージャーとしての目標は、ロイヤルガーデンカフェの店舗を増やすことです。今は全国に数店舗しかないので、大規模なブランドへと成長させたいと考えています。店舗が増えればお客様にももっと認知してもらえますし、社員が店長に挑戦できる場も増えるはずです。
学生への皆さんへ
メッセージ
就活中の学生の皆さんへのメッセージをお願いします。
角道
10年前の私もそうだったのですが、就職先を選ぶ時に企業のイメージに捉われすぎない方がよいと思います。ロイヤルグループが外食事業だけではなくさまざまな事業を展開しているように、知られていないだけでいろいろな挑戦ができる会社はたくさんあります。
大島
飲食業界は、労働環境が厳しいイメージがありますが、ロイヤルグループはそういったところを自分たちで変えていける会社です。他の社員と一緒に、会社をつくりあげたり成長したりでき、すごくやりがいがあります。
遠藤
ロイヤルガーデンカフェやロイヤルグループを強くしてくれる仲間をもっと増やしたいので、たくさんの方に応募いただけると嬉しいです。役職や社歴に関係なくどんどん意見をぶつけ合って、ブランドや会社を成長させていければと考えています。個性や強みを活かせる場面がたくさんあるので、ぜひ一緒に頑張りましょう。